お灸にはさまざまな種類があります。

お灸の痕が残る「有痕灸」と痕の残らない「無痕灸」や直接皮膚に艾をのせる「直接灸」とのせない「間接灸」など分類方法もいくつかあります。

もともと民間療法で使われてきたお灸なので、地域によっても根付いている種類が異なります。

そのなかでも広く親しまれていたのが「びわの葉灸」です。

びわの葉をガーゼの上に置き、棒灸(艾を棒状に成形したもの)を押し当てます。

そうすると、びわの葉に含まれる主な成分が身体に浸透し、血流の改善や鎮痛効果などが期待できるのです。


鍼灸院でもよく用いられる種法ですが、最近では、びわの木が少なく、なかなか入手できません。

今年は運よく患者さんにいただいたので有効利用しなければ!と、よりたくさん使えるようにエキスにしてみました。

作り方は、35度以上のアルコールにびわの葉を適当な大きさにカットして漬け込む。だけです。簡単です。

私は、無水エタノールを使いました。常温の暗所にて3~5カ月ほど漬け込みます。

漬けた直後です。まだ葉は青々としていて、エタノールも透明です。
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5か月後です。完成です。いい感じにエキスが抽出されています!
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当院では、このびわの葉エキスを脱脂綿に染み込ませ、その上から温灸をします。

温かい熱と共に浸透する成分で症状の緩和を目指します。

通常の温灸よりもポカポカ感が持続する様な気がします。

このエキスは、小麦粉に混ぜて湿布にしたりお風呂の入浴剤としても利用できるみたいです。

びわの葉を入手できる方は是非!お試しください。

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8月1、2日と8月26、27日は、東京メディカル・スポーツ専門学校で別授業でした。

夏休みの始まりと終わりを告げる2DAYSは毎年のこととなり、ようやく慣れた感じがします。

後半の2DAYSは、1年生を対象とした医療概論の授業です。

医療従事者として心得ておかなければいけない倫理を学びます。


その中で取り上げたひとつに「グリーフワーク」と言うものがあります。


簡単に説明すると・・・・

「グリーフ(Grief)」は、日本語で「悲嘆」と訳されています。

愛するものを失った後に起こってくる感情のことです。

「愛するもの」の中には、犬や猫などのペットも含まれています。

妊婦が流産・死産を経験した場合でも同様です。

語源を重ねて解釈すると「深く悲しむ」や「心を痛める」などにもなります。


「グリーフワーク」は、その失った後の「喪失」とその窮地からの「立ち直り」の間に起こる心のプロセスを指します。

遺族の方たちは、これからの時間を過ごしていくために、愛するもののいない環境に適応し、新しい心理的・人間的・社会関係を作っていくのです。

そして、悲しみから精神的に立ち直っていく課程やその心の癒しの作業を支援することを「グリーフケア」と呼びます。

アメリカの9.11や東日本大震災などでも多くの方がグリーフを感じ、そのケアを受けられていました。


仏教で説かれている「四苦八苦」の中には「愛別離苦(愛する者と別離すること)」があります。

「苦」は思うようにならない事やままならないことを指すので、愛するものとの別れは必然とも諭され、そして、人が生きていくとは、それを受け入れるための修行の様なものであるとも説かれています。

突然の病気や事故などにより予期せぬ別れが生じた場合など、グリーフワークが完了するまでには長い時間がかかります。

グリーフワークを適切に過ごしていないと、数年後に身体的・精神的な症状が現れたケースも少なくありません。

つい、遺族に対し、叱咤激励してしまいたくなりますが、その言葉が凶器となることもあります。

胸が張り裂けそうなほどの悲しみを負った方への接し方には注意が必要なのです。


各地に古くから伝わる「巡礼」も故人を偲び、自身の心を癒していくためのグリーフワーク・グリーフケアの一つだったのかもしれません。

日本ではまだまだ聞きなれない言葉ですが、ケアを行うための専門家の育成もすでに始まっています。(詳細はこちら

誰もが経験する可能性のあるグリーフから目を背けずに、グリーフに対する認識が深まってくれればと願ってやみません。

そして、ご遺族・友人の方々がより良い明日へと向かいますように。

今週末はバレンタインデーですね~。

チョコレイト・ディスコ~です。

大船のルミネ前にもチョコレートブースができてますね~


で、チョコレートです。カカオからできています。

欧米では古くから「目を覚まし、動きを機敏にし、体を強くする効果がある!」とカカオに夢中でした。

でも、砂糖を入れなければ摂り難くチョコレートなどにすると脂肪が多くなるのが難点ですね~。

カカオには、精神安定作用、整腸作用、保温、強壮、利尿効果などがあります。

ココアやチョコレートなどにすると・・・

疲労回復集中力の増強などに役立ちます。受験生にはうってつけですね!!

便秘や低血圧の方は、毎朝少量のココアを飲むと良いとされています。

また、体温を身体に留めておく効果もあるので、寒い日には飲むとしばらく温かさが保たれます。

でも、食べ過ぎると熱性が強くなり鼻血や吹き出物が出やすくなってしまいます。

子供のころは食べ過ぎるとよく怒られましたね~あながちウソではないのです。


胃腸が弱く舌に白い苔がべったりとついている方や膨満感のある方は控えめにされた方がいいでしょう。

また、妊娠されている方やのぼせ・微熱傾向の方にもよくありません。


古代ではとして重宝していたカカオです。

恋に効くかどうかはまだまだ検証が必要になりそうですが・・・

上手に摂ってもうしばらく続きそうな寒さを乗り切りましょう。

本日、2月3日は節分ですね。

豆をまいたり恵方巻きやこんにゃくを食べたりさまざまなイベントがあります。

いまでは、豆まきをして鬼を追い払い福を呼ぶことが「節分」というイメージがありますが、本来は季節の区切りを意味して、春を迎え新しい1年の始まりの前に邪気を払うための行事です。

で、その節分までに神社などで行われるのが「厄払い」です。

特に、女性は30代のほとんどが厄年です。

長っ!安心する暇もない!!とつい考えてしまいます。

でも、その年齢の頃は肉体精神ともに変化しやすい時期なので、生活を見直したり悪い部分を改めるきっかけにしてみると良いかもしれません。


と、いうことで、新しい1年を気持ちよく迎えるために鶴岡八幡宮厄除大祭に参加しました。(HP

申し込みからすぐに舞殿に特設された祈祷所へと案内されます。

何年か前はみぞれが降っていて寒くて大変でしたが、気温も風も穏やかな日でよかった~

これで、1年何事もなく、、、あってもそんなに大変じゃなく済みます。済むはずです!!

お土産は、焼き札の半分と破魔矢とお札と大福でした~おいしい~

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今年のカレンダーも最終ページとなりましたね~

年を追うごとに、ここからのスパートがアグレッシブになって来るような気がします。

12月7日頃から冬至までの期間を二十四節季では「大雪(たいせつ)」と呼んでいます。

この頃になると山岳地帯だけでなく、ほとんどの地域で初氷が張り、全国的に冬一色な時期になります。

熊が冬眠に入ったり、鰤など冬の魚の漁が盛んになったり、自然界にも大きな変化があります。

卒業試験や模擬試験などを控える受験生や、忘年会や大掃除、新年を迎える準備など忙しい日々になる方も多いですね。

だからこそ、寒さに負けないよう、季節の養生でしっかり身体を整えておく必要があります。

東洋医学では、冬は厳しい寒さで陽気が抑えられ、陰気が盛んになため、「蔵」の季節と呼ばれ、寒さから身を守るために生命力を体の奥に蓄えておく季節と言われます。

ですから、過度にエネルギーが消耗するようなことは避け「蓄える」ことを大切にする時期になります。

また、冬の寒さは自然界の邪気「寒邪」となって身体に侵入し、さまざまな不調を引き起こす原因になります。

この、寒邪から身体を守るには、とにかく温かくすることです。

温めるポイントとなるのは以下の3か所!


・頭:「頭寒足熱」とも言われますが、外出時に頭や耳が直接冷やされると不調の原因になります。

・背中:背中の冷えは、腰・背中・関節の痛みのほか、内臓の不調にもつながります。

・足:しもやけだけでなく、呼吸器系にも影響し、風邪をひきやすくなることもあります。


服装や食事などで暖を取るように心がけつつ、汗をかいて冷えてしまわないように適度な温度設定を心がけてください。

また、暖房で乾燥しすぎてしまうので、時々換気をして部屋の空気を新鮮に保ち、しっかり水分補給をすることも大切です。


中国の先生から「寒いときは、まず心から暖める。」という格言を教わったことがあります。

試験や受験だけでなく、忘年会やクリスマスなど楽しいイベントもたくさんありますね~

体調をしっかりと整えて、楽しみながら寒さを乗り越えてくださいね。



プロフィール

nijiiro acu

Author:nijiiro acu
神奈川県鎌倉市在住。
はり師、きゅう師、
あん摩マッサージ指圧師。
鍼灸と東洋医学が大好きです。
地域医療や鍼灸の普及に貢献できますように。

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