今週はなかなか秋晴れとはいきませんね。

朝から降り続いている雨も、近づいてくる台風も、何事もなく去ってくれるといいのですが。

でも、暴風さえなければ、雨降りも悪いことばかりではありません。

なんといっても、湿度が適度に保たれるからです。


東洋医学では、秋の特徴的な気候を『燥(そう)』としています。

これは、空気の乾燥を指していて、秋ごろから乾燥が強くなりすぎて、体調不良や病気の原因になるとしています。

このように強くなりすぎた燥を『燥邪(そうじゃ)』と呼びます。かなりの悪者です。

この悪者は、特に肺の機能を乱します。咳や喉の乾燥・痛み、鼻水、肌荒れ・・などが主症状になります。

なので、この時期に雨が降り、乾燥状態が緩和されることは、決して悪いことではないのです。


科学的な研究でも、この時期から始まる乾燥は風邪症候群を引き起こす原因の一つとしています。

それは、風邪症候群の原因は80~90%がウイルスの感染で、そのウイルスは低温乾燥の環境で飛散量が増加するからなのです。

ウイルスとは生きた細胞の中だけで増殖する特異な微生物のことです。

様々なウイルスが存在しますが、現在知られているだけでも風邪のウイルスは200種類以上あるそうです。

インフルエンザも、このようなウイルスの一つです。

これらは、「ゴホン!!」という咳一つで10万個、「はくしょん!?」というくしゃみで100万個のウイルスが空気中に飛散するといわれています。

よく「咳やくしゃみをするときは、口に手をやりなさい!」と叱られましたが、自分のウイルスを他者に感染させないようにと、とても理にかなった行動なんですね。

湿度の高い状況では、すぐに地面に落下してしまいます。

でも、湿度が40%以下になるとウイルスの水分が蒸発して軽くなるので、落下速度はとてもゆっくりになります。

研究では、約30分間も空気中を漂うことがわかっています。

そして、15℃~18℃の気温下では、もっとも元気に活動します。

ですから、ウイルスがもっとも嫌がる環境は、湿度60~80%室温20~25度となります。

湿度を50%にするだけでも、ウイルスの生存率は3%以下になるそうです。


空気中のウイルスは人が息を吸い込む時に鼻やノドから感染して、流行しやすくなると考えられています。

さらに、空気が乾燥すると、喉の粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、ウイルスを防御する力が衰えてきます。

このような条件が重なって、空気が乾燥する秋~冬にかけては風邪をひきやすくなるんですね。


日本では、12月から2月ごろまでが燥邪に襲われやすいと言われていますが、いまの時期からの養生が大切になります。

 ・外出後の手洗い、うがい
 ・適度な温度・湿度の保持
 ・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 ・人混みや繁華街への外出を控え、やむを得ず外出する際のマスク着用
 

などの4点を心掛けてみてください。


<お勧めの食材>
ということで、乾燥対策には、潤すことが大事です。外側からも、内側からもです!!

身体を内側から潤してくれる食材は、梨・柿・レンコン・長いも・ユリ根・ぎんなんなどがあります。

見事に秋の味覚ですね~想像しただけでお腹が鳴ります。

旬のものをきちんと取り入れることは、おいしいだけでなく身体にも嬉しいことなんですね。

もともと呼吸器系に自信のない方は、ネギ・しょうが・紫蘇・シナモン・香菜など、辛味の強いものがお勧めです。






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気温が急にさがりましたね~

暑かったり涼しかったりと忙しい日々も、これで落ち着くのでしょうか。

16日(水)の台風の爪痕もまだまだ気になります。

専門学校での非常勤の日でしたが、さすがに休講となりました。

使用する東海道線・東京メトロ東西線の両線とも運休していたので、朝からヒヤヒヤでした。

学生の頃は、休講が嬉しくて嬉しくてウキウキしましたが・・・つでに二度寝とかしちゃいましたが・・・

教員としては、授業の進行が後回しになったり、コマ数が足りなかったりと頭を抱えてしまうのです。

伝えたいこといっぱいあるのに!!軌道修正です!!



院内の待合室にある本棚には、健康に関するもののほかに絵本があります。

よく「お子様用ですね。」と声をかけていただくのですが・・・大人用でもあります。

『リサとガスパール』の絵本はむしろ大人の方に読んでいただきたいのです。

このキャラクター、てっきりウサギの擬人化だと思っていたのですが、違うみたいですね~

フランスのパリに住んでいる未知の生物らしいのです。

未知の生物が、こんなにも人間の世界に溶け込み、受容され、家族を持ち生活を営んでいる。

この設定だけでも、なんてシュールな!

内容も、タイトルの仏訳が『ガスパールとリサの大失敗』となるだけに、ドタバタなが展開をみせます。

なかなかパンチがあります。子供・・・いいの?と思わせるフレンチジョークがあります。

個人的には、ガスパールがどうしても他人とは思えないんですよね~


日本でもカフェやイベントが開催されるなど、大人気のキャラクターとなっていますね。


こちらは、新東名高速道路・駿河湾沼津のSA内の様子。

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でた!マフラー兄弟!!

も~見ているだけで楽しくなってしまいました。

SAでは、限定のグッズがあったり、ここでしか食べられない商品もあります。

おなかが空いてたら食べたかったなぁ。


絵本はとても読みやすいので、お待ちの時間や、喉を潤す際などに、是非手に取ってみてください。
台風の接近に伴って、空模様があれていますね・・・

夏のように、水の被害がでないようにと、祈るばかりです。


そして10月に突入しましたね~

衣替えをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

月が替わるごとに思いますが・・・早い。時の流れ、早い。


10月を旧暦では“神無月(かみなしづき・かんなづき)”と称します。

名称の由来は、出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外の地域では神様が不在になることにあります。

ですから、神様が集う出雲では“神在月”と呼ばれています。

同じ月なのに、名称が違うのはとても珍しいことです。


今年の出雲大社では、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただく“遷宮”が行われました。

5年間の月日を要し、たくさんの職人たちが思いを込めて修造した数々の建物は、古人たちの言葉を次世代に繋ぐ役目もはたしているそうです。

最近では、夜行列車の旅が注目を集め、出雲への旅を楽しむ方も増えているとか。

日本のパワースポットとしても指折りの場所です。人気なはずです。

あらたに宿したパワーを浴びて、心機一転するのもいいですね~


ちなみに、10月になるとすべての神様が出雲へ行ってしまうわけではないのです。

村や家に留まる田の神・家の神的性格を持つ“留守神”も存在しています。

私はどこにも行く予定がないので・・・一緒にお留守番をしてもらいます。



院内にある植物の中でも一番存在感のあるこちら。

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シマトネリコと申します。

モクセイ科、トリネコ属の半落葉広葉木で、寒さには弱いですが非常に育てやすい木です。

街をあるいていると、ちょこちょこ見かけますね~

5月ごろには花も咲くらしいのです!!咲くといいなぁ。


私が、小学生のころからお世話になっている正戸恵美子バレエスタジオの正戸先生からいただきました。

恵美子先生は子供から大人までのクラシックバレエを教えられています。

私の人生の半分以上を知っている方なだけに、いまだに緊張してあまり話すことができません。

「今度、よろしくね。」とおっしゃっていただきますが・・・できるのかな私・・・


助教の友理先生は、バー・アスティエの講師をされていて、クラシックとはまた違ったメソッドをお持ちです。

生まれた時から知っているので、お互いの成長が誇らしくもあります。



そんなこともあり、我が家ではこの木を『バレエの木』と呼んでいます。

お稽古場の仲間が来院するときも、「おぉ・・これは。」と感慨深げに眺めていかれます。

お水をあげるときも、うまくなればいいなぁと思いながらあげています。

剪定するときも、うまくならないかなぁと思いながら剪定しています。

ちょっとでも枯れているとヒヤッとします。

この木に触ると本当に上手になるかも!!と撫でてみたりします。


秋になり、涼しくなっても陽当たりが良いためか、秋に入っても新芽が出続けているんです。

わかりにくいですが、こんな感じ。薄黄緑な感じ。
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かなり大きくなれば、10mくらいにまで成長するようなので、院内ジャングル化計画を練っています。

寒さに弱いため、冬になると多くは落葉してしまいますが、春には復活するそうです。

東洋思想の根源となる道教や風水などの考えでは、このように新たな息吹が芽生える場所には非常にたくさんのパワーが集まっているそうです。

シマトネリコは生命力にあふれているので、当院のパワースポットになっています。

休憩のときなど、ぼーっと眺めながらお茶を飲んでいると、落ち着くんですよね~


治療後はこちらを眺めながら、ゆっくりと喉を潤してお帰りくださいね。
プロフィール

nijiiro acu

Author:nijiiro acu
神奈川県鎌倉市在住。
はり師、きゅう師、
あん摩マッサージ指圧師。
鍼灸と東洋医学が大好きです。
地域医療や鍼灸の普及に貢献できますように。

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