本日はだいぶ気温が上がりましたね~。

久々の陽当たりで、院内も温かく感じています。


2月25~27日までの3日間は東京メディカル・スポーツ専門学校で指圧の短期集中講座のお仕事でした。

受講生としてやってきたのは、フランスのニースにあるエレガンス・ゴンタール校の学生です。

こちらの学校は、エステティック・コスメティックの専門学校で、滋慶学園グループ校のエステ科の学生が海外研修でお世話になっている協力校なのです。

日本とは異なり、フランスのエステティシャンは、資格・等級制度が国によってしっかりと定められているそうです。

そして、日本の『指圧(SHIATU)』がセラピストとしてブームになっているようです。

そのため、4年前から毎年この時期になると講習を受けるために来日しています。

例年では30名前後の受講生ですが、今年は19名とやや小規模です。

講義をする側としては、このくらいの人数がちょうどいいのですがね~

東京メディカル・スポーツ専門学校にはあん摩マッサージ指圧科はありませんが、私たちのように免許を保有している教員が対応をします。

専任を退職したので、もう関わることもないのではと考えていましたが、非常勤になってからもお声掛けいただくことはとても光栄なことです。

指圧実技を主軸にに1日5限分の授業を3日間みっちり行います。

指圧実技以外でも、座学や鍼灸体験、学生との交流会ももりこんであります。

東洋医学入門講座を担当になり、ちょっとだけ気持ちに余裕があったので、資料作りに力をいれてみました。

東洋人にもわかりにくい東洋医学です。

西洋の方に理解されるためには、画像の力をかりなくては・・・と張り切ってみました。

講義後の感想では優しい評価をいただきましたが、力不足を感じてしまいます。

時差もありつつ、慣れない習慣や言語に一生懸命対応しようとしてくれました。


いつもの実技室にフランスの風を感じます。

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「指で押す」という習慣がないので、親指を酷使しながら集中です。

私も、慣れないころはよくアイシングをしていました。


また、ゴンタール校では、学生の身だしなみに厳しく、頭髪やお化粧の乱れは許されません。

ことあるごとに、先生が注意を促していました。美しさを追求している職業ならではですね。


そして、毎度思うのですが、学生はとにかく真剣です。

予習をしてくる学生もいます。

質問が授業内で終わらない場合も当然あるのです。

教える側としては、こんなにうれしいことはありません。

ですから、休憩時間にはなるべく教室内に待機しています。

真剣には真剣で返します。




最終日には、修了式と懇親会がささやかに開かれました。

当校に隣接する東京ウェディングカレッジ専門学校のセレモニー教室をお借りしました。

この学校は今年の4月に開校する学校なので、校舎も施設も綺麗で新しい匂いがします。

両校の教員や学生からの挨拶があり、思い出映像がながれ、3日間を振り返ります。


そして、ケーキの登場です。

これは、埼玉ベルエポック製菓調理専門学校の学生たちが用意してくれました。

私の好きなイチゴが乗っている白いケーキです。

作り方を説明していただきましたが・・・ごめん。さっぱり覚えてない。

ハート形のクッキーが用意され、学生たちがそれにデコッていきます。

私も、頭をしぼって描きました・・・ホワイトボードに描く画力がないからPCに頼ってるのに・・・

クッキーを乗せてはじめて完成するそうです。工夫がされていて面白いですね~


完成形はこちら。

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日本語で書いてあるメッセージもあります。


切ってみるとこんな感じ。

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ゴンタール校の先生が映っていますね~

絵心を一番持っていたのがこの先生でした。

ご自身もエステティシャンとして活躍され、学校では解剖学や実技を教えられているようです。


滞在は1週間ほどだそうです。

フリータイムが1日しかないので、学生は渋谷・原宿・銀座・・・・と楽しみにしています。

短いながらも、日本を満喫して欲しいですね。



もう日本に来ることはないのかもしれないけれど、この3日間が心の糧になっていてほしいです。

そして、一生懸命学んだご褒美が、いつかやってくるその日に捧げられますように。

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いよいよ今日がやってきました。はり師きゅう師国家試験です。

午前診療を休診にして、今朝は会場で受験生たちを見送ってきました。

なにはともあれ、雨や雪、強風でなくてよかった~。

こころなしか昨年よりも暖かい気がします。



会場となった大正大学。

関東圏の受験生が一堂に会します。正門前はものすごい人だかりでした。

毎年、大学関係者の方、近隣の方々には、ご迷惑をおかけしています。
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試験は9時からですが、試験の説明や本人確認があるため、着席は8時20分となっています。

そのため、本来の正門の開門時間は8時ごろですが、7時45分に開けてもらえました。

外で待つのもなかなか厳しいので、受験生にとってはありがたいことです。

私たちにできることは、背中を押して見送ることくらいです。

ギリギリになった受験生もいますが、浪人生も含め全員が試験会場へと吸い込まれていきました。

受験生以外は会場内に入れないため、どのような構造になっているのか未知の世界です。

トイレの位置確認だけはちゃんとしてくれたかしら・・・



明日は、学校で自己採点を行う解答会です。

おおよその結果がここでわかります。

150点満点の60%得点で合格となります。

乱暴な言い方ですが、どんな点数でも受かればいいのです!

自分で点をもぎ取っておいで!!


さて、もうしばらくお祈りの時間は続きます。

もう、今夜は遊んでいいからね~。
2週連続で週末は関東地方は大雪でしたね。

私の住んでいる地域でも、まだ雪が残り朝方は凍結に注意しないといけません。

甚大な被害にあわれた地域も少なくないようで、大きな被害にあわれた方々の無事をただただ祈るばかりです。




今週末はいよいよ、私たちの学生が国家試験を迎えます。

試験は毎年第4土・日に行われます。

「あまし」は、あん摩マッサージ指圧師、「は・き」は、はり師・きゅう師の資格の略称です。

あまり一般的ではないですね~つい面倒で略してしまいます。

特に手技療法に関しては、3種類の手技療法がそのまま冠になっているので驚きです。

そして、「鍼灸師」と呼ばれることが多いですが、免許証は「はり師」「きゅう師」と別々のものになります。


この試験は視覚障害者のかたも受けます。

拡大文字や読み上げ式、点字など、個々に合わせた方法で同じ問題を解きます。

視覚障害を持たれた方が医療資格を保有し働いていることは世界的にも珍しく注目されています。

晴眼者(健常者)の私たちは、触察の感覚や勤勉さに敵わないこともあります。


鍼灸師やマッサージ師が実は国家資格だということを知らない方も多いですね。

鍼灸と整体などの区別もなかなか難しいようです。

特に、マッサージなどの手技療法に関しては無資格者が多く、見分けがつかないため利用される方も認識されていない場合が多いのです。

あん摩・マッサージ・指圧という行為は、有資格者にしか許されていないので、利用される場合には気を付けないといけません。


ちなみに、今年の試験日は・・・

2月22日(土)があん摩マッサージ指圧師。2月23日(日)がはり師・きゅう師となっています。

試験問題は各々、共通科目140問・理論10問の合計150問が出題されます。

教科数は1つの免許につき13教科なので、教科によっては2問しか出題されないものもあります。

ただし、はり師・きゅう師を同時に受ける場合には、共通科目についてその一方の試験が免除されるため160問となります。

ですから、同日に受けても「はり師だけ合格!」とか「きゅう師だけ合格!!」なんてこともあります。

これは、悲惨です。どこかに見落としがあるのでは?と点数を探します。

でも、その「あと1点・・・」が重要なのです。

そのための3年間です。私たちも必死です。


合格率は現役であれば90%前後ですが、再チャレンジ生も含めると80%に届かないこともあります。

なんとか現役で受からせてあげたいのです。


先日、登校していた学生たちは、落ち着かなかったり、浮足立っていたり、泣きそうになったりと大忙しです。

こちらとしては、非常に微笑ましい光景です。かわいくて仕方ありません。

思わずチョコレートを差し入れしてしまいました。

チョコ食べても私を触っても学力は自分であげるしかないのだよ~。


当日は、西巣鴨(東京会場)に向かって念を送ります。

受験生全員が、ちゃんと朝起きて、会場にたどり着きますように!!
Facebookはじめました。

勝手がわからず・・ジタバタしてます!!

もちろん、こちらでも投稿!
朝から降り続いてますね~

湘南地区でこれほどゴンゴン降るのは本当に珍しいですね。

雪にはテンションをあげる力があります!!

雪合戦したい!!

と、外に出たい気持ちを抑えるのが大変です。


交通機関なども含め、危険が伴いますので、このような日は安全第一で、ご予約をキャンセルしてください。



雪の中のモノレール。いつみてもかっこいいのね~


鍼灸という単語は聞いたことがあっても、どのような疾患に適応しているのかわからないとの声をよくいただきます。

なので、「鍼灸治療」のブログカテゴリを作ってみました。

ここでは、WHO(世界保健機関)や厚生労働省、鍼灸学会などが認定している疾患について紹介をしていきたいと思います。



で、まず初めが『腰痛症』です。

当院では行っていませんが、健康保険の適応疾患にもなっています。


鍼灸院を来院される方の半数以上が腰痛症でのだといわれています。

二足歩行を始めたために起こる症状だとされているので、四足歩行の犬や猫にはないのです。

あ。でも、ダックスフントやコーギーなどの犬種には起こります。

あれだけ胴が長ければ痛くもなりますね~。

我が家の犬も腰を痛めたことがあってひやひやしました。



腰痛ではなく、症が付くことにも意味があります。

“症”=“症候群”なので、原因不明であっても、共通の症状を訴える患者が多い場合にその集団にとりあえず名をつけ、扱いやすくしたものです。

つまり、「腰が痛いな~」という症状を訴える疾患の全般を指しています。


鍼灸治療では、腰部・腹部・下肢のツボに鍼をして治療をしていきます。

そのことで、血流量の改善や回復が促され、こり固まっていた筋肉に血液が巡り、全身が柔らかくなります。

ぎっくり腰などの急性で激しい腰痛には、腰部に炎症を起こしている可能性が高いので、アイシングを加えることもあります。



腰痛症の原因はいろいろありますが、原因が特定できる腰痛は、約15%といわれています。

その代表的なものは下記にあるとおり、レントゲンやCT、MRIなどの画像で判断できるものです。

・圧迫骨折

・椎間板ヘルニア

・腰部脊柱管狭窄


などです。

上記以外では、細菌感染、悪性腫瘍(がん)、臓器や血管などの疾病からの続発性のものなどがあります。


残りの85%の腰痛は、現代医学を駆使しても原因が特定できないといわれています。

推測される原因としては、以下のものが考えられます。


身体的な影響を受けるもの:長時間同じ姿勢でいる仕事、運動不足、肥満、冷え症など

精神的な影響を受けるもの:ストレスの多い職場、家庭内不和、不安、不眠など

・腰部・殿部・下肢部を支配する神経障害の影響を受けるもの

また、この様な複数の要因が絡まっているケースには、徐々に慢性化していくことが多くあります。

ですから、ただ単に腰が痛いといっても、鍼灸治療の適応と不適応があるのです。


<鍼灸不適応疾患>
いわゆる内臓疾患由来の腰痛や脊椎脊髄の腫瘍によるものです。

この様な場合、腰部・殿部の組織の血流改善の治療は可能ですが、原因となる疾患を専門の病院で診察・治療してもらう必要があります。



<鍼灸適応疾患>

主に筋骨格系由来の腰痛となります。

・筋・筋膜性腰痛

・姿勢性腰痛

・椎間関節性腰痛(ぎっくり腰)

・腰椎間板ヘルニア

・脊椎間狭窄症

・脊椎分離症・脊椎すべり症




整形外科などの医療機関で診断を受けられた場合、鍼灸治療の適応になるケースが多くあります。

ここからは、各々の腰痛症をひとつひとつあげていきたいと思います。


もし、腰が痛くてお困りの方は、鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
今年もやってきましたこの季節。

2月といえば、各世代の受験生が今まで積み重ねてきたことを発揮する季節です。

電車の中では、参考書を読んでいる方もちらほら見受けられます。

その「あとちょっと」が底力になっていい結果に繋がるのですね~・・・きっと。

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家試験も今月下旬に行われます。

受験生たちは、通常授業を終え、ここからラストスパートをかけていきます。

昨年まで専任でしたが、葉っぱ掛けたり、火をつけたりと・・なんとも胃の痛い日々でした。

今年は、一歩離れたところからの応援ですが、諦めないで粘り強く耐え忍んで欲しいものです。


そうそう。学校や職場ではインフルエンザが急速に流行りだしましたね。

雨が降って湿度が上がるとやや落ち着くそうですが、遷らないように・遷さないように気をつけなくては!!

うがい・手洗い・マスク着用!は、意外と馬鹿にならない予防医学です。



さて、2月です。如月(きさらぎ)です。

まだまだ寒さが残っているため、衣を更に重ねて着ることから「衣更着(きさらぎ)」とか、

草木の芽が生え始める月であることから「草木張月(くさきはりづき)」が転じたとか、

気候が陽気になり始める月であることから「気更来(きさらぎ)」「息更来(きさらぎ)」など諸説あります。

漢字で「如月」と書くようになったのは、紀元前二世紀頃の中国の辞書『爾雅(じが)』にヒントがあります。

その中で「二月を如と為す」という記載があり、古代中国では2月を「如」と表していたことがわかります。

「如」の意味は「従う」です。つまり「ひとつが動き出すと次々に従って動き出す。その動き出す状態」を指しています。

動植物を含めた自然界の全てが春に向かい動き出す月なので「如」をあてたそうです。

その他、梅見月(うめみづき)や初花月(はつはなづき)などの別称もあるようで、冬から春に向けての変化を例えたと考えられます。



さまざまな季節を乗り越えた受験生たちに春が来るのはもうすぐです。

ようやく、やりたいことをするための1歩が踏み出せるチャンスです。

本当に頑張ってほしいです。心から応援しています。

・・・あまりそうは見えないようですが。







プロフィール

nijiiro acu

Author:nijiiro acu
神奈川県鎌倉市在住。
はり師、きゅう師、
あん摩マッサージ指圧師。
鍼灸と東洋医学が大好きです。
地域医療や鍼灸の普及に貢献できますように。

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