先日は、祖母が急逝したため、臨時休診とさせていただきました。

キャンセルさせていただいた方には、改めてお礼申し上げます。



その祖母の本名は、「うた」とひらがなの名前です。

なぜか私は勝手に「歌」だと思い込んでいたので、さすが大正生まれ!!と妙な納得をしてしまいました。

他界したため戒名がつけられました。

静岡出身で、いつも優しく笑い、「いいよ。いいよ。」が口癖の物静かで、実は洋裁をするようなモダンな人でした。

そんな祖母の戒名には、静・室・詠・裁の文字が使われ、生前の姿がそのまま現されていました。


「うた」には「詠」の漢字が充てられています。

声を長くのばして詩歌をうたう。 詩歌をつくる。和歌をつくる。・・・などなどの意味があります。

和歌や詩をうたっていたのかは定かではありませんが、花を愛で、どんなときも変わらずに謳歌した彼女らしさがあるのかもしれません。

名は体を現すって言葉は、もしかしたら最期のこのことを指しているんじゃないかと思いました。


本日は初七日を迎えます。

通夜・告別式と同時に執り行ったので特別なことはしません。

ようやく現実味が帯び始め、私自身もゆっくりとグリーフを実感しています。

祖母には一度も鍼灸をする機会はなかったけれど、お棺の中にはお灸を忍ばせました。

これで、49日間歩いても疲れませんように。

怖いものに出合いませんように。

変わらず、どの世でも愛されますように。
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4月22日(火)は、誠に勝手ながら休診とさせていただきます。

4月、5月の診療日詳細につきましては、診療カレンダーをご確認ください。

よろしくお願いいたします。

本年度も引き続き、東京メディカル・スポーツ専門学校にて非常勤講師を任されることになりました。

今年は水曜日の出勤となり、その日だけは専任並みの勤務時間になります。

エントランスがリニューアルされ、より明るく開放的に。

出欠管理にはiPadが導入されるなど、斬新な展開になっていました。

時代ですね~。


非常勤2年目。教員としては8年目を迎えます。

もう少し慣れると良いのですが・・・授業の前はいつも緊張します。

特にはじめてのクラスに入るときは深呼吸が必要です。

時には緊張をほぐすツボに置き鍼をしたりします。

理解できたとか、ためになったとか、この学校に入ってよかったと感じてもらえるか・・・ドキドキです。


楽しい授業も大事ですが、どちらかというと難しく感じても考えてもらう授業を目指しています。

今は学生のころ「深読みしすぎて新たな疑問が生れてしまった・・」くらい考える時間が必要だったなと感じているからです。

わからないことを提示されて、そこを自力で解決していく楽しさを知ってほしいですね。


卒業生や学生からはたくさんの授業評価をいただきますが、情熱のある限り教育には関わっていきたいです。

なにより、授業するって楽しい!!あまりそう思われてないのが残念。

表情が豊かじゃなくてわかりにくいかもだけど・・・先生は学生に癒されて学んでいるんだよ。

・・・時々、雷落としますけどね!

授業は、チャイムが鳴るまで終わりませんけどね!!




ということで、こちらも新学期。

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2014年の新刊になります。

私も、クラス替えって嫌だったなぁ~



日差しは温かくなりましたが、花冷えが続いていますね。

うっかり薄着をしてしまうと、風邪をひいてしまいますね。

春を満喫していなかったので、鎌倉へ足を運んでみました。


鎌倉に来たらまずは八幡宮へ!!

段かずらの桜は、雨にも負けずなんとか咲いていてくれました。

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お参りを終えたら本日のメインイベント「写経」をするために長谷寺へ。

高校生の時に乗っていた江ノ電は相変わらずローカルで愛されています。

長谷寺には写経殿があり、予約をしなくても気軽に参加することができます。

昨年の9月に改装された室内は、とても静かで綺麗。なんと床暖房も装備されています。

字は苦手で・・毛筆は中学生以来で・・・・さらに写経は初めてで・・・とドキドキでした。


ここでは、般若心教の一部を写経します。

般若心経は、大乗仏教の空・般若思想(般若の心髄について)を説いた経典のことです。

ここでの「般若」はいわゆる「悟り」のことを指します。

なので、能で使われる鬼の形相の「般若の面」とは関係がないらしいです。

知らなかった・・・てっきりあのお面のことだと思ってました。

この経典は、主に禅宗で積極的に読まれていますが、仏教の基本理念を押さえた必読テキストとして他の宗教でも広く親しまれています。


こちらでの写経は、B4用紙1枚にびっしりと書かれている薄墨の上をなぞって書いていきます。

久々の筆は・・・ルパンに出てくる不二子ちゃんのようで・・・

なんともいうことを聞いてくれません。

そして、「一」の難しいこと。

のびやかな線を書くって大変ですね。

1時間強で終わりましたが、気持ちが息切れしていました。

ただなぞるだけなのに・・小5並の出来栄えに自分のことながらあきれてしまいました。

もう少し、若いころに習字をちゃんやっておけばよかった。
ほかにも、延命十句観音経の写経や十一面観世音菩薩像の写仏があります。

書き終えた写経は、観音様に奉納され祈願が叶えられるかもしれません。

平日でしたが、常連の方もいらしたようで人気がうかがえますね~



その後、近くの鎌倉大仏へ。ここでも桜が綺麗でした。

大仏様、何度見てもかっこいい。

この足だったら、治療院まで5~6歩くらいで到着できそうですね~

室外にあるのは世界的にも珍しく、某マンガでのブッダのボヤキが思い出されます。

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観音像と大仏がこんなに隣接していていいのかな?と思いますが。

そこは多宗教国家ならではですね。


風はまだまだ冷たくてポカポカ気分はおあずけでしたが、久々の鎌倉を満喫しました!!


その道の途中で、こんな木を発見。

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そう。椨の木です。

この木の樹皮から線香が作られるのです。

私も植わっている実物は初めて見ました。

いつもお世話になります!!

少し日が経ってしまいましたが・・・<腰痛症>の続きです。

前回はこちらになります。

一口に腰が痛いといっても、さまざまな原因や種類があるのです。


今回は、その中でも鍼灸治療の適応となる『筋・筋膜性腰痛』についてです。


≪原因≫

筋・筋膜性腰痛症は、主に活動している時に起こりやすく、腰の筋膜や筋肉の損傷によって痛みを引き起こします。

腰部は軸となる背骨(脊椎)を腹筋(腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋など)と背筋(脊柱起立筋、広背筋、腸腰筋など)がグルリととり囲むようにしてついています。

主な動作には、体幹を後に反らすような動き(伸展)や、前に倒すような動き(屈曲)、左右に捻るような動き(回旋)などがあります。

また、同じ姿勢を維持し続けていることや中腰の姿勢を維持しながらの動作など、これらが複雑に関係した動きもあります。

これらの動作は、腰部に大きな負荷をかけています。

ですから、無理な体勢や腰部の筋肉に負担のかかる動作時に、筋膜・筋肉が損傷されやすく痛みの原因となります。



「床に置いた段ボールを持ち上げようとした・・・」

「長時間座っていたので、伸びをしようとしたら・・・」

「朝、起きてすぐに前かがみで顔を洗っていたら・・・」



などの動作で腰痛になる方も少なくありません。

スポーツ中に無理な体勢をとってしまい引き起こす場合もあります。

背筋の緊張が強い慢性の症状では、主に使いすぎ(オーバーユース)による疲労の蓄積が原因となります。



≪症状≫

筋・筋膜性腰痛の場合には、筋肉に沿った痛みがあります。

下肢のしびれや筋力低下、知覚障害などの神経症状や骨の異常はみられません。

もし、レントゲンを撮られて何か問題があると指摘された場合は、原因が筋肉以外のところにあります。


また、筋・筋膜性腰痛の症状があるのに何もせずにほったらかしてしまい、しばらくして・・
 
 ・安静時の痛み
 ・殿部から下肢のしびれ(坐骨神経痛)
 ・下肢の皮膚の感覚が異常(知覚障害)


などが出現すると危険です。

慢性化した腰痛や、安静を保持していても再発する腰痛などは、時間の経過により筋肉だけでなく腰椎の変化や神経による原因が考えられます。

そのような場合には、整形外科を受診することをお勧めしています。



≪鍼灸治療≫

鍼灸治療では、腰部の筋の緊張を緩和し、気血の流れを回復させることが目的となります。

腰部だけでなく、股関節や肩関節の動きをみながら、背筋や腹筋のバランスを整える治療を施していきます。

ですから、背中にもお腹にも鍼や灸をすることがあります。

状態によっては低周波治療器で電気をかける場合もあります。

もちろん、ツボの連携を考えて下肢や上肢にも行います。


鍼灸には鎮痛効果がある為、治療後にはある程度の痛みは治まります。

でも、損傷された筋肉の回復には3~6週間の時間がかかるため、その後も無理な動作は避け、治療を継続することが望ましいのです。



当院でも腰痛を訴える方のうち、筋・筋膜性腰痛の方が多く来院されます。

温かくなると活動的になりますが、うっかり腰痛を引き起こしてしまうことが少なくありません。

日頃のケアをたいせつに、健やかにお過ごしください。



本日より4月がはじまりますね。

消費税が増税されましたが、当院では施術料は今までと同様です。

これからも、みな様のご愛顧で頑張ってまいります。



4月は卯月(うづき)と呼ばれています。

名称の由来には他の暦に比べ、あいまいな部分が多く、謎とされていたりもします。

その中で、卯の花が咲く季節だから「卯の花月」を略したとされる説が有力なようです。

「う・卯」が「初」「産」を意味することから、1年のサイクルの最初を意味しているとも言われています。

また、稲や苗を植える月であることから「植月」が転じたともいわれています。


昨年度の卒業生が社会人1年目をスタートさせています。

私たち教員は、国家試験に合格させることが任務ではありますが、目的ではありません。

鍼灸師として必要な心・技・体を獲得してもらうことが目的です。

なかなか3年間では無理のある内容です。

大きく成長し、ずっと遠く、ずっと高いところまで行くまでを見守ります。

ですから、嬉しいことも悲しいことも、卒業生情報を耳にするたびに一喜一憂です。


昨年度は、残念ながら受験生全員が合格することはできませんでした。

今年度の再受験に向け、落ち込まず、中だるみもせず気持ちを整えて欲しいものです。

嬉しいこともあります。浪人生に合格者が出ました。

現役よりも、浪人生の合格率はとても低いのです。

ですから喜びには格別のものがあります。


今までよりもこれからです。


在学期間に耕した土には、きっとたくさんの栄養があるはずです。

思い思いの苗を植え、雨や太陽の恵を受けながらスクスクと大きくなれるはずです。

たまには苦いこともあるし、クタッとなってしまうこともあるけど。

学生の時にもらった言葉や経験を思い出して自信に変えて乗り越えて欲しいものです。
プロフィール

nijiiro acu

Author:nijiiro acu
神奈川県鎌倉市在住。
はり師、きゅう師、
あん摩マッサージ指圧師。
鍼灸と東洋医学が大好きです。
地域医療や鍼灸の普及に貢献できますように。

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