本日は中秋の名月ですね。

新聞などをみてみると・・・「中秋」とか「仲秋」など文字が違ったりします。

これは、単に字が異なるだけでなく、その意味も違うのです。

そもそも、「ちゅうしゅう」は旧暦の秋の真ん中の時期を指している言葉です。

「仲」の字を使うのは、旧暦の8月を意味する場合です。

旧暦での秋は、7・8・9月(現在の8・9・10月)で、7月を孟秋、8月を仲秋、9月を季秋と呼んでいたことが由縁です。

そして、「中」の字を使うのは、秋の真ん中の日である旧暦の8月15日のみを指すこととなります。

ということは・・・中秋の名月は仲秋の月の中の1つということにもなります。

ややこしいですが、一般には、後者が採用されて、「中秋の名月」と書くことが正しいとしています。


そんな仲秋の季節には風流な催しが盛りだくさんです。

で、九段下へ行ってみると靖国神社HP)で神楽とライトアップのイベントが行われていました~

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写真だとボワッとしていますが、実際には厳かでぐっと迫るものがあります。

なかなかみる事の出来ない神楽は巫女さんたちが華麗に舞っていました。

プロジェクションマッピングも見ることができます。

私は初めてでしたが、最新の技術って迫力が違いますね~


ご朱印は授与所で。「みらいとてらす」の特別なものが用意されています。

本日までの開催なので、お時間のある方は是非いかれてください。

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先日、第4回目となるお灸セミナーが無事に終わりました。

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今回は、初めての方を対象に、夏から秋へと移行する身体に合わせたツボを紹介。

はじまるまでは緊張していて帰りたくなってしまいますが、皆さんがとても積極的に参加してくださったので、話題も盛り上がり充実した時間を過ごすことができました。

お話をしながら、どのようなことが疑問で何に興味をもっているのか知ることも新鮮で楽しいのです。

毎日毎日・・と頑張るよりも、できる時にやろうと心掛けると意外と長続きして習慣へと変わっていきます。

これからどんどん気温が低くなっていくので、お灸で去年とは違う過ごし方をしていただければ幸いです。

次回は・・・まだまだ未定です。

ホームページ、ブログなどでご確認ください。


9月12、13日は、タワーホール船堀にて日本中医学会学術総会が行われました。

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今年も両日、大ホールでアナウンスを担当しました。

滑舌悪いのに・・・本当にいいのですか?と毎年思うのです。

普段の私を知っている方は、ヒヤヒヤしながら聴いているそうです。

受講の妨げになっていないことを祈ります・・・


大会テーマは「中医学の継承と発展」

2000年以上続く中医学の歴史の中には、その時代によって事件が起こり、存続が危ぶまれることもありました。

それでも古くさくなく受け継がれている意義をもう一度問い直すと、これからの人々がどのように継承していけばヒントが見えてきます。

これからも廃れることなく、受け継がれていく医療なのだと改めて感じました。


特別講演では、第一線で活躍されている面々がひとりの患者を招き、診断し治法を発表しあうという豪華な講演でした。

同じ患者に対するとらえ方の相違が目に見えてわかるので、奥が深いなと、ついていくのに精いっぱいです。

今大会の目玉であった、中国の国医大師(中国政府から最も有能であると認定された中医師への称号。現在は30名ほどが授与されている。)である路志正先生が体調不良のため来日できず、弟子の路京華先生が代講されました。

北京語を耳にすることもそうですが、大陸的な解釈が懐かしく、どことなくホッとする場面もあります。

個人開業では視野が狭くなりがちですが、世界の風を感じながらこれからの臨床に活かしていきたいと思います。












8月1、2日と8月26、27日は、東京メディカル・スポーツ専門学校で別授業でした。

夏休みの始まりと終わりを告げる2DAYSは毎年のこととなり、ようやく慣れた感じがします。

後半の2DAYSは、1年生を対象とした医療概論の授業です。

医療従事者として心得ておかなければいけない倫理を学びます。


その中で取り上げたひとつに「グリーフワーク」と言うものがあります。


簡単に説明すると・・・・

「グリーフ(Grief)」は、日本語で「悲嘆」と訳されています。

愛するものを失った後に起こってくる感情のことです。

「愛するもの」の中には、犬や猫などのペットも含まれています。

妊婦が流産・死産を経験した場合でも同様です。

語源を重ねて解釈すると「深く悲しむ」や「心を痛める」などにもなります。


「グリーフワーク」は、その失った後の「喪失」とその窮地からの「立ち直り」の間に起こる心のプロセスを指します。

遺族の方たちは、これからの時間を過ごしていくために、愛するもののいない環境に適応し、新しい心理的・人間的・社会関係を作っていくのです。

そして、悲しみから精神的に立ち直っていく課程やその心の癒しの作業を支援することを「グリーフケア」と呼びます。

アメリカの9.11や東日本大震災などでも多くの方がグリーフを感じ、そのケアを受けられていました。


仏教で説かれている「四苦八苦」の中には「愛別離苦(愛する者と別離すること)」があります。

「苦」は思うようにならない事やままならないことを指すので、愛するものとの別れは必然とも諭され、そして、人が生きていくとは、それを受け入れるための修行の様なものであるとも説かれています。

突然の病気や事故などにより予期せぬ別れが生じた場合など、グリーフワークが完了するまでには長い時間がかかります。

グリーフワークを適切に過ごしていないと、数年後に身体的・精神的な症状が現れたケースも少なくありません。

つい、遺族に対し、叱咤激励してしまいたくなりますが、その言葉が凶器となることもあります。

胸が張り裂けそうなほどの悲しみを負った方への接し方には注意が必要なのです。


各地に古くから伝わる「巡礼」も故人を偲び、自身の心を癒していくためのグリーフワーク・グリーフケアの一つだったのかもしれません。

日本ではまだまだ聞きなれない言葉ですが、ケアを行うための専門家の育成もすでに始まっています。(詳細はこちら

誰もが経験する可能性のあるグリーフから目を背けずに、グリーフに対する認識が深まってくれればと願ってやみません。

そして、ご遺族・友人の方々がより良い明日へと向かいますように。

プロフィール

nijiiro acu

Author:nijiiro acu
神奈川県鎌倉市在住。
はり師、きゅう師、
あん摩マッサージ指圧師。
鍼灸と東洋医学が大好きです。
地域医療や鍼灸の普及に貢献できますように。

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